歩き方がぎこちないんです

朝夕めっきり冷え込んできました。

 

この時期に相談が多くなるのが

「びっこを引いてるみたい」

「なんだか歩き方がおかしい」

「寝ていることが増えてきた」

という、歩き方に関する問題です。

 

こうした訴えを起こしているのはたいてい高齢のワンちゃんたち

はは~ん、と思ってこんな質問をしてみると、たいていこれらにも「そうなんですよー」っていう答えが返ってきます。

「横になっていて立ちあがるときに、ヨッコイショという感じで、シャキッと動かない」

「ジャンプして登っていたところに登れなくなった」

「飛び跳ねるようにピョンピョン歩きをする」

こうした症状は関節炎の症状です。

また、歳をとって筋肉の量が減ってくると、こんな症状も付帯しておこってきます。

「立っている時に後ろ足が小刻みに震えている」 

 

うまく歩けないと、「骨折か脱臼かねんざか」なんて心配されてくる方が多いのですが、歩くことには骨だけが関与している訳ではありません。

骨と骨をつなげている関節・骨を支える筋肉や腱・脳からの指令を伝える神経・足からの情報を脳に伝える神経など、いろいろな器官が総合的に働いて「歩く」という動作をさせています。その中でも関節はやっぱり大切な部分です。

TV通販では膝ベルトなんて紹介していますよね。また、コンドロイチンなどもご存知の方が多いのではないでしょうか。私たちも加齢によって肩の関節がうまく回らなくて「40肩」なんていってますし、階段も下がってくる時に膝が痛みます。犬も同じように関節液が減ってきて痛むのです。

 

足が痛むままにしておくと、歩くこと自体を嫌がるようになり、関節が固定されて、使わなくなった筋肉は早いスピードで萎えてきてしまいます。そうすると本当に歩けなくなってしまいます。動けなくなってからは人でも犬でも同じ、痴呆症が進行していくだけです。排泄の世話は大変です。とにかく、早いうちに治療を開始し、QOLの高い生活が得られるようにしておきましょう。

 

関節炎についてのセミナー10月31日土曜日午前10時から予定しています。お気軽にご参加ください。

 

 

 

 

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