熱中症について

「熱中症」という言葉は毎日聞かれるようになりました。今年の死亡者は例年になく多いということです。

さて、犬にも熱中症はあります。

熱中症のサインです。

1、呼吸が荒い。はあはあ。早い。

2、体温が高い。体が熱い。耳が熱い。

3、ヨダレがたくさん出る。

4、出している舌が長い。舌の裏側まで見える。

5、白目が充血している。

6、舌の色が紫がかっている。

こんな犬は要注意です。

1、屋外で飼っている。日陰に移動することができない。

2、高齢の犬。大型の犬。毛がふさふさしている犬。鼻ぺちゃの犬。毛の短い犬。毛色が黒っぽい犬。

3、寝ているときにいびきをよくかく犬。ガーガー呼吸音が聞こえる犬。

4、太陽が照っている時間帯に散歩にいく。アスファルトの道を歩く。

5、日中、犬だけでケージ内で留守番している。

飼い主さんのこころえです。

1、犬は暑さに弱いものだと認識する。このくらい大丈夫でしょう、という過信を捨てる。→毛皮やレザーのコートを着て屋外を歩いてみましょう。

2、自分の立ち位置に比べ地面に近い位置に居る犬は、地面からの熱の反射をじかに受けるため、私たちよりも暑い。→素足で地面に立ち、温度を確認してみましょう。

3、風がない屋内や、風通しの悪い屋外の繋留は地獄です。→サウナに入って犬の気持ちになってみましょう。

予防方法です。

1、風通しの良いところ、日陰になるところにつなぐ。日差しの移動とともに犬が動けるように配慮する。

2、水が切れることが無いようにたっぷり用意し、また犬が食器をひっくり返さないようにしておく。

3、屋内ケージは壁に付けず、風が動くところに置く。扇風機で風をつくる。エアコンを28度の設定でつけておく。

4、市販のひんやりマットなどを利用し、身体を冷やすことができる用意をする。

5、しっかりグルーミングをし、密な下毛(アンダーコート)を取り除く。カットスタイルをサマーカットにし、毛を短くする。

6、黒毛の種類の犬は白色のTシャツを着て散歩する。

7、ドライブ中は保冷剤入りのバンダナを首に巻く。

応急手当の方法です。

1、一刻も早く動物病院へ行く。

2、車中は、濡れタオルや保冷剤などを身体に巻き付ける。首から胸が曲がらないようにまっすぐに伸ばす。

ケージには入れず、平らで硬い板状のものに載せて運ぶ。

家でなんとかしたいとお考えの方へ。

熱中症は、単純に発熱しているだけではありません。高熱が続くと内蔵各器官の働きが衰えて肝不全や腎不全をおこすだけでなく、脱水症状から発症する循環不全性の臓器不全やショックなども起こします。DICといって、血管の中で血液が固まってしまう、非常に重篤な症状を発症することもあります。命に関わる病気です。素人療法で何とかしようと考えず、ぜひ動物病院へ急ぎ、プロフェッショナルな対応をしてもらいましょう。

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テーマ : 動物病院
ジャンル : ペット

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