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ねこのひげ

 猫のひげについてお話ししましょう。

 

<ねこのひげがあるところ>

猫のひげは口唇部についているものを指すのが普通です。でもよく見てみると目の上、眉毛に当たる場所にもあるし、顎の部分にもあります。毛よりも太くてピンとしています。解剖学的には被毛に比べると皮膚のより深いところから出ていて、神経につながっています。

それから、ピン!と出ているひげ、顔回り以外でも見たことがありますよね。ひげという名前にするには抵抗があるけれど、毛じゃない。そう。前足の後ろにあります。

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<ひげの機能>

触覚としての機能がひげにはあります。ひげは筋肉や神経につながっていて、「触って感じる」レセプターの働きがあります。触れた、という感覚はそのま脳に信号が送られるわけです。私たちの皮膚のような存在です。

ひげの触覚としてのセンサーはとても敏感です。空気の動きもキャッチします。これは周囲の状況を知るのにとても役に立ちます。優秀なハンターとしての重要なアイテム、というわけです。

よく知られているのは「猫が狭いところを通れるかどうか、体を通す前に判断する役目がある」というところです。ひげの長さは体の幅と同じくらいだということです。立派な体格をした猫には立派なひげがあります。大量を崩したり、高齢になってきた猫はちょっと残念な長さ(や太さ、そして密度)のひげになっています。健康を図るためのバロメーターとしてみることもあるくらいです。

自然に抜け落ちることもありますが、また生えてきますし、成長もします。

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<感情を表すひげ>

ひげは猫の気持ちを表現する部位でもあります。猫が休んでいるときにはひげは動きません。興奮しているときは顔の前の方に向いてきます。顔に対して平行、もしくはやや後ろの方になっているときは、緊張や恐怖の兆候で、場合によっては攻撃を始める前になるかもしれません。

 

<ひげを切ってはいけない>

猫のひげはバランス感覚を取るのに必要です。決して切ってはいけません。本当は触れるだけでも痛いと感じているのかもしれません。

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<ウィスカーストレス>

猫のひげはとても敏感です。食べ物を食べるとき、水を飲むとき、「ひげが食器に当たるのを嫌う」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。食器にひげが触れるのを不快に思うようです。ウィスカーストレスと呼んでいます。猫は水食器も食事用の食器も、浅くて幅の広いものが好みのようです。

 

今回はちょっとライトに、猫のひげのお話でした。

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テーマ : 動物病院
ジャンル : ペット

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