寒い時期の温度管理

昨年末から、発熱・嘔吐・下痢を伴う食欲不振のワンコがたくさん来院しています。若い犬・年寄り、屋内飼育・屋外飼育、大型犬・小型犬など、一切の区別はありません。どんな子もかかっています。ウイルス性の胃腸炎で、たいてい3日から5日くらいの経過でよくなっていきます。

注意!
怖い病気の腸閉塞のわんこや急性膵炎のわんこも同じように嘔吐、食欲廃絶の症状をだしますから、これらの症状があるからといって「うちの子もウイルス性の胃腸炎だわ」なんて軽く考えないでくださいね。

さて、その中で、5日経過してもまだ、治っていかないワンコがおりました。治りが良くないワンコの共通点は高齢であることと、屋外で暖房なしの生活をしていることでした。それなりに年をとっていると、体力も落ち、免疫が弱くなっていますから、回復力も弱いというものです。しかし、温度管理は誰にでもできることです。弱っているときなら、なおさらのこと、暖かくして早く病気が治るように協力していただきたいと思います。

というわけで、屋外ワンコでも暖かくすごせるように工夫してあげましょう!

こんなことをしてもらえると、ワンコも大喜びです。
1:風を避けるため、犬舎の出入り口を壁に向ける。
2:底冷えを防ぐため、地面に発泡スチロールを敷き、その上に屋外犬舎を乗せる。(安定良く)
3:犬舎の中に毛布を敷く。
4:犬舎の中に湯たんぽを入れる。朝と夕方と夜寝る前の3回、湯を入れ替える。
5:電源を取ることができる場合はペットヒーターを入れる。(直にならないように薄めの毛布を乗せる。コンセントをかじらないように注意してください。)
6:隙間風を防ぐため、犬舎全体を毛布や布団などでくるむ。

屋内のワンコも、みんながいる時間帯だけリビングルームに暖房がついていても、夜間冷え込む時間帯に暖房なしではその温度ギャップは大変です。やはり工夫してほしいところです。屋内で過ごすペットの暖房もペットケージを置く場所だけ考えれば基本は屋外わんこに同じ。
もちろん、二階建てハウスで暮らしているニャンも一緒です。
ケージやハウスの中で、コタツに近い状況を作り出すことができると、小さなペットヒーターや1日3回のお湯交換した湯たんぽでも十分対応できます。そしてその暖を逃さないように囲ってやることで、しっかり暖かさをキープできますから、どうぞ面倒がらずに日曜工作してみてください。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ハート動物病院

Author:ハート動物病院
ハート動物病院です。
〒445-0062
愛知県西尾市丁田町杢左51-3
TEL/0563-57-4111
オフィシャルサイト:http://www.heart-ah.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード