- 2012-01-29 :
- 神社・お寺
出雲大社・常陸の分社
今週も神社です。
笑われちゃいそうですね。神様が喧嘩するぞ、と言われたりもするくらい出かけてます。
こちらは出雲大社の分社。常陸の国にあります。
すくすくと育った竹林。
これだけでも、すがすがしい気持ちになるのは不思議なことです。
拝殿です。
お正月とあって、茅の輪が出来ていました。
左まわり、右まわり、もひとつ、左まわり。
茅の輪をくぐってから、いつもの参拝です。
それにしても、太く大きなしめ縄です。
しっかりとした結びつき。絆をかんじられますよね。
出雲大社といえば、大国主命(おおくにぬしのみこと・だいこくさま)。
あの、傷ついた因幡の白兎の皮膚炎を治療なさったことで有名ですね。
そうなんです。そういう意味で、獣医さんの神様、とも言われております。
そして、少名彦那神(すくなひこなのかみ)とともに国づくりに励まれたということですが、
この少名彦那神はまた、医療の神様、薬の神様としても有名です。
少名彦那神のお社は少し離れたところに、別にありました。
こじんまりとしていて、私、個人的には、こういうお社が好きなんです。
そうそう。最近、出雲大社は縁結びの神様として、
若い女の子たちに人気だそうですね。
ご縁というのは、男女の仲だけではありません。
すべてのものが幸せになるための繋がりを結ぶことをいわれます。
つまり、私たちの幸福を結んでくださるのが大黒さまなのですね。
いかにも獣医さんの祖としての大黒さま。
治療に欠かせないお薬の道に秀でていたという少名彦那神。
そして、この幸せを結んでくださる、というご縁の解釈。
病に苦しむ動物たちを救うのに、ぜひともお力をお貸しいただきたい神様なのでした。