頑張った猫ちゃん・タマちゃん・その3


さて、猫のリンパ腫にはいろいろなタイプがあります。

タマちゃんのようにお顔(鼻腔)に出来るタイプはあまり多くはありません。胸部縦隔膜に出来るタイプ、腸間膜など消化器系に出来るタイプ、腎臓にできるタイプなどのほうが多いかもしれません。

また、犬では全身のリンパ節にできるのが最も多く、皮膚にできるタイプでは初期に皮膚病と間違えられることもあるくらいです。

 

どこにできるものでも、基本は同じ、すべて抗がん剤による治療です。ただし、反応性(効きめのあり方)にだいぶ差はあります。

ややこしい場所にできるとややこしいのです。

 

それでも抗がん剤は、点滴、静脈注射、皮下注射、内服薬などいろいろあるものをうまく組み合わせて、腫瘍をやっつけていきます。

 

タマちゃんのお顔、治療開始時から順に載せていきます。
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コアラ顔がすっきりしてくるのが分かると思います。
1週間ごとの変化です。もし「うーん。わからないわ」というようでしたら、最初と最後の写真を比較してみて下さい。ずいぶんきれいなお顔に変わったでしょう。

この腫れが小さくなるに伴って、主訴の「目やに」や「鼻水」もなくなりました。

 

抗がん剤。危険な薬ですが、うまく使うとこんなにいい反応が得られます。

それから、通われている間、「こんなに元気そうなのに、どこが悪いの?」と待合室で隣になった方に言われるくらい、ごく普通です。大原則に基づいて3つのお約束を守った治療がなされているからです。

 

タマちゃん。現在は第1プロトコールを終了したところです。

 


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