肥満は病気?

今年も残すところあとひと月、朝夕めっきり寒くなってきました。
暖かい秋が続いていましたが、いよいよ冬の到来ですね。

呼吸器系の病気は寒い時期は治りが悪くなります。「お外へ遊びに行く」からといって元気であるとは限りません。猫のウィルス性鼻気管炎を発症させるウィルスは寒くて乾燥している時期に活発になり、ワクチン接種が延びている猫にしのび寄ります。そのまま寒い生活をしているとなかなか回復せず、悪くなっていきます。

屋外飼育の犬も「ぱくぱく食べる」から調子がいいとは言えません。寒くなるとからだを維持するための必要栄養量が高くなりますが、気候の良かった秋口と同じ分量のフードを与えていると知らないうちに少しずつ痩せてきてしまいます。ぱくぱく食べるのではなく、からだが必要としているために「がつがつ食べる」の構図に変化しているのかもしれないのです。

そんなわけで、お外生活の多い犬猫さんには、これからの季節、できるだけ暖かく過ごせるように生活空間を工夫していただき、また食事の量は少し多めにお願いします。
IMGP7907.jpg 

さて、そんな話とは全く反対。お家でぬくぬく、家族にべったり過ごしている幸せわんこやにゃんこには「体重過多」から「肥満」という生活習慣病が始まっています。前回までの「肝臓のおはなし」の中に出てくる「空包性変性」などは高脂血症のたまもの。こうしたわんこ達は肝臓だけでなく、皮下にも、腹腔内にも脂肪がついていて、いわゆる肥満体型になっていることが多いのです。
「肝酵素が高い、肝臓が悪いんじゃないか、この数値を下げなくては肝臓によくない!」
と思っていらっしゃる飼い主さんがいらっしゃいますが、「肝空包性変性」では高脂血症や高コレステロール血症、そしてなんといっても体脂肪をコントロールしなければ、いくら肝臓によい薬やサプリメントを飲ませても希望通りの結果は出てきません。

「ダイエットねぇ、何度か挑戦してみたんだけど、うまくいかないのよねぇ」
「ダイエット食も与えてみたのよー。でもねぇ、食べないの」
「病院のやつなんて見向きもしないわ。お高いだけよね」
「じーっと見てくるの。あたしの眼を。でね、ついついおやつをあげちゃうの。少しだけよ。ほんのちょっと」
「そもそもうちの子、お散歩は嫌いだし。小さい子だからうちの中だけでも運動は十分でしょ」

みなさんのお気持ちもしっかり分かっています。それでもあえて、今、また、お伝えします。

今月の掲示板は「肥満」特集。
IMGP8110.jpg 
クリスマスや忘年会、お正月に新年会。ごちそうがたっぷりな今だからこそ、ご注意いただきたい。肥満をテーマにしてみました。

IMGP8111.jpg
ひときわ目につくポスターです。


 IMGP8112.jpg
肥満とはどのような状態なのか、肥満になりやすい犬は?


 IMGP8113.jpg
どうして肥満だといけないのでしょうか?


  IMGP8114.jpg
肥満を診断する方法にはどんなものがある?


 IMGP8117.jpg
ボディコンディションスコアの見方、手にとってご覧ください。

 IMGP8116.jpg
数々のダイエット作戦に失敗?今度は私たちと一緒にがんばりませんか?


 IMGP8118.jpg
減量大作戦に有効なフードを集めてみました。

 IMGP8120.jpg
これもOK。


 IMGP8119.jpg
猫さんにも。
 IMGP8121.jpg
こちらもごらんください。


 IMGP8123.jpg
まんがパンフレットもお手にとってどうぞ。
 

ご来院の折りにご覧いただけると嬉しいです。
なお12月はクリスマスプレゼントやカレンダーなどご用意しております。
数に限りがございますのでお早めにお越しください。



スポンサーサイト

テーマ : 動物病院
ジャンル : ペット

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ハート動物病院

Author:ハート動物病院
ハート動物病院です。
〒445-0062
愛知県西尾市丁田町杢左51-3
TEL/0563-57-4111
オフィシャルサイト:http://www.heart-ah.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード