冬の痒み

 冬は寒さや乾燥が気になる季節です。痒みを伴った皮膚のトラブルが起きやすい季節でもあります。動物が痒がっているのに気がついたら、悪くなる前に病院にお越しください。

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冬の痒みには乾燥が大敵です
部屋の換気と加湿をしっかりしましょう
 乾燥は皮膚バリア機能低下につながります。
動物が痒みに気がついて無意識に掻くと
皮膚バリアをさらに破壊してしまい
「痒みの悪循環」を引き起こしてしまいます。
乾燥がもとになって皮膚の痒みは起こります。
エアコンやストーブなどの暖房器具の影響で
部屋は常に乾燥気味になっています。
加湿器を利用したり、観葉植物を置いたりなど
乾燥対策はたいへん重要です。 

慢性の皮膚疾患では特に乾燥に気をつけて
アトピー性皮膚炎を持つ犬は、皮膚バリア
機能の低下が起こっています。
冬場の乾燥は痒みを増強させ皮膚症状の悪化をまねきます。

冬の蕁麻疹がおこるしくみ
皮膚温度の変化がきっかけでも痒みがおこります。
寒冷蕁麻疹といいます。
これは外気の温度低下による寒さが原因というよりは、
急激な温度変化が引き金のようです。
ストーブの前で寝ているとかゆくなる、
布団に入るとしばらくしてかゆくなる、というのは
この温度変化が原因になっています。
冬場は外気が冷たいため、少し温まると皮膚温度が
急激に変化することになります。
温度変化がなるべくおこらないように散歩のときだけ服を着せ、
帰ってきたら部屋の室温を調整し、
服も脱がせるなどの細かい配慮が必要です。

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冬場のシャンプーのポイント
 「シャンプー後にかゆみが!」ということのないように、特に注意したいポイントを挙げておきます。

1)湯温  
  湯温が熱すぎないように気をつけてください。
湯温は腕をまくって内側の皮膚で確認します。
食器などの洗いものをする温度より低く設定します。         
                                          
2)シャンプー剤 
   洗浄効果の強い市販品を使うと
皮脂を落としすぎ、乾燥を助長させます。
アトピー皮膚のためのシャンプーを
使いましょう。
シャンプーもコンディショナーも
おすすめ品を用意してあります。

3)すすぎ
 すすぎは十分に行いましょう。

4)乾かし
 しっかりタオルドライした後に
ドライヤーで毛を乾かします。
風が強すぎないよう、温度が高すぎないよう
配慮します。
皮膚を乾かしすぎてはいけません。

5)保湿剤
 保湿スプレーや保湿用滴下剤を使うと
皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚に潤いが出ます。
使い方についてはスタッフからご説明します。
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まとめです。
乾燥しすぎないこと、急に皮膚温度の変化をさせないことが大切です。
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テーマ : 動物病院
ジャンル : ペット

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