5月おすすめの本

 待合室の本の中から紹介しています「今月おすすめの本」、5月は4冊ほどピックアップしました。


1冊目「動物由来感染症」です。
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 先週、ズーノーシスとしての「狂犬病」のことについてお話ししました。今回のこの本は、海外で発症している怖い感染症というよりはもっと身近な感染症について掲載されています。狂犬病やレプトスピラをのぞくと「人に対する危険度」は「要注意」とされるレベルのものが多いですが、今日にも明日にも油断していると感染する可能性があり、他人事ではないですよ、という感染症ばかりです。
「サルモネラ症」や「トキソカラ症」はイヌネコの糞便から感染します。
「ネコひっかき病」は「バルトネラ・ヘンセレ」という細菌を持ったノミに感染した猫に噛まれた人が発症する病気、「パスツレラ症」は犬猫に噛まれたときに彼らの口腔内細菌である「パスツレラ・ムルトシダ」が体内に入りひどい感染症を起こすものです。
そのほか「エキノコックス症」「レプトスピラ症」などについてもカラーの図や写真で解説してくれています。
予防策だけを拾い読みするのもよいと思います。



2冊目「わたしと愛犬のお気に入り」です。
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1章の「見つけた!愛犬のお気に入り」では日常のグルーミングのことやサークルを利用した部屋の間仕切り、これから暑くなるにつれての「暑さ対策」など、イラストレーターの著者が工夫されたことがイラスト入りで書かれています。
「もしもに備えて迷い犬チラシを作ってみた」のところは、なるほどです。いざというときに作ろうと思ってもなかなか進みませんが、あらかじめ用意しておくとは!最もよく特徴をとらえた写真で準備できるでしょうね。



3冊目「ずーっと ずっと だいすきだよ」です。
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ぼくと愛犬エルフィーのお話です。犬は人の年齢をどんどん追い越して成長し、成人病になり、そしてあっという間に高齢になったかと思うと、先を越して人生を閉じてしまいます。それでも、こんな風だったら後悔しないかもしれません。「ずっとずっと大好き」でいるのは最高のLOVEですね。
小学校1年生のこくごの教科書にも採用されたお話です。簡単な漢字にもルビが振ってあり、ほぼひらがなで書かれていて、幼稚園の年長さんくらいから一人で読める絵本です。
挿絵もすてきです。



4冊目「カユイ カユイ」です。
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「たぬき先生」こと毛利たねき先生の絵本です。小児科医の毛利先生、子供のための絵本を多数執筆されています。
この本は古いものですが、「じんましん」や「アトピー性皮膚炎」のことを子どもにもわかるように書かれた絵本です。
アトピーの時の注意点は犬にも共通するところがあります。
「かゆいかゆい」の皮膚疾患にはこのほかにも小さな虫の寄生によるものや虫刺され、細菌性皮膚炎などもあります。人も犬も同じようだなぁと思います。


今月はこんな4冊を選んでみました。
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