世界のら猫の日

 今日、1016日はNational Feral Cat Day、世界のら猫の日です。

地域猫のことについてお話しします。

 

*地域猫という存在について*

地域猫は、野良猫とも呼ばれていますが、ペットとして飼育されている猫と同じ猫です。彼らは通常私たちに社会的になじんでいないため、飼育されていません。地域猫は私たちの近くの屋外で生活しています。もともと猫は歴史のほとんどの期間、人と一緒に屋外で生きてきました。今日ではペット猫の多くは屋内で飼育されていますが、屋外にだけ住んでいる所有者のいない猫も多数存在すると推定されます。彼らは餌が十分にある環境下では、コロニ​​ーと呼ばれるグループで住んでいて、そのコロニーのメンバーと強い社会的絆を持っています。餌の量が少ないと1匹で生き延びようとして個別行動をとります。

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*地域猫を応援するいろいろな方法があります*

① 猫をレスキューします。

ボランティア施設や保護センターなどに出かけたり、譲渡会や里親募集をしているキャットカフェに行ったりして、おうちを探している猫を譲り受けてきます。

あるいは、めったに無いチャンスかもしれませんが、「ミーミー」か細く鳴く声を頼りに生まれたばかりの子猫、母さん猫と何かの手違いではぐれてしまった赤ちゃんをその場から救出することでも応援できます。

フォスターペアレントですね。

☆里親さん募集広告は当院受付にもございます。時々覗いてみてください。

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② ボランティア団体に参加します。

あなたのお住まいの地域にも野良猫保護のためにボランティア活動を行っている団体があります。いろいろな活動があり、メンバーさんのできることも多岐にわたってあります。

彼らの活動を援助してください。

☆あなたのお力をお借りしたいボランティアさんの情報は当院受付にございます。

 

③ TNR活動を推進します。

TNRはtrap(つかまえて)-neuter(不妊手術を行い)-return(もとのところに戻す)の頭文字をとって名付けられている活動です。これは地域猫の集団を安定化させるための効果的かつ人道的な唯一の方法です。猫は人道的に捕獲され、動物病院で衛生的に不妊手術を実施され(場合によってはワクチン接種や外部寄生虫の駆除をされ)ます。

☆当院でも実施しています。

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④ ボランティア団体に寄付をします

活動をともに行うことは出来なくても、運転資金の応援をするのも保護活動に参加することになります。全国的な活動を行っている団体もあります。

☆西尾地区のボランティアさんの募金箱は受付にございます。

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⑤ 外出自由なおうち猫の不妊手術をします。

外出自由なオス猫は恋の季節が来たときに、お外で野良のメス猫さんと仲良しになってしまうかもしれません。うっかり未婚の母を作ってしまう可能性もあります。好きなときに自由に外出するオス猫を飼っているなら、ぜひ去勢手術をしてください。
メス猫であっても、シーズンが来ると野良猫の男の子を刺激することになります。些細なことで恋を巡って争いごとが発生すると、治療を受けられない野良猫には小さな傷が致命的になったり感染症を伝播することになります。避妊手術をお願いします。

☆避妊手術、去勢手術は予約にて承っております。

 

⑥ 外出自由なおうち猫に首輪をかけます。

自由に外出する猫が間違って捕獲器に入っても、首輪をつけていれば飼い猫の印。TNRプロジェクトに回されることはありません。もし首輪がないと外猫と区別が付きません。既に避妊手術済みかどうかは外貌から判断することができないため、無駄に麻酔をかける結果になってしまうこともあります。外出する猫でしたらぜひ首輪をつけてください。

⑦ 外出自由なおうち猫にきっちりワクチン接種をします。

ワクチン接種率が上がると、ワクチン接種をしていない猫も守ることができます。感染症の発生率が減少するためです。生涯ワクチン接種を受けることなく過ごしていく野良猫にとって、致死率の高い感染症が減少することはたいへん重要なポイントです。


⑧ のら猫応援活動について知らせます。

SNSを通じて、野良猫の日のことや、いろいろな活動があることについてお友達はじめ多くの人に知ってもらうことも立派な広報活動になります。このようなブログを広めてください。

☆ハート動物病院はtwitterでもTNRのことなどをつぶやいています。アカウントは810_heart_810です。よろしかったらこちらからもお願いします。

 

☆もっとたくさんの野良猫支援の方法があるかもしれません。
思いつくことがあったら教えてください。

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ルドルフの映画を見ると、のら猫の生活の厳しさが伝わってきます。
 

*餌やりは野良猫支援になりますか?*

餌やりはその場に集まる猫の数を増やすだけの活動になってしまいます。

餌が少ないと食餌を巡って猫同士が争いを起こし、猫はけんかによってけがをしたり感染症になったり健康を損ねることになります。また猫が争うときの賑やかな声は近隣の方に迷惑をかけます。

では十分に餌の量があれば大丈夫なのかというとそうでもありません。食べ残しをそのまま放置すると、蟻や蠅などの昆虫が集まってきますし、食べ残しの臭いもご近所迷惑になります。

餌やりには細かなルールがあります。ここでは方法についてお話ししませんが、ただ「おなかが空いているのはかわいそう」「餌をやると猫がうれしそうに寄ってきてくれる」「野良猫と戯れると癒やされる」という個人の勝手だけで、のら猫社会の環境をかき乱すのは好ましいことではありません。

 

*増やさないのも愛*

受付カウンター下に環境省のパンフレットを起きました。ご興味のある方、細かい字がいっぱいですが、ぜひお手にとってご覧ください。

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